【知育✖国民性】『NOが言えない日本人』にNOの仕方を伝授します✨

知育するあなたに

『日本人は奥ゆかしくて
 相手を傷つけたくない国民性』

『NOと言えない日本人
言われていますが、
海外に出ると、
この”あいまいな感覚”
評価につながらないことが多いです。

特に英語は相手の感覚を
わかり合おうとする文化
なので、
せっかく興味を抱かれ、
聴かれたことに対し、
あなたの意思が明確に伝わらないと
その感覚を理解されずに
戸惑われてまいます。

今回の記事では、
あいまいが大好きな日本の国民性と
海外に行きたての頃の
あいまいな態度をしていた
私の実体験をもとに
まとめていきます。

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🧩【NOと言えない日本人は本当に多いのか】

そもそも
『NOが言えない日本人は多いのか』
という国民性についてですが、

こちらのサイト
『しらべぇ編集部さん』
全国20~60代の男女1589名
対象に調査を実施しています。
その結果、全体の39.1%
「自分は断れない性格だと思う」
と答えています。

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こちらのグラフでは
【対日本人に対してですら断れない】
ということがわかります。

おもしろいのは、
おそらく残りの円グラフの数値は
【いいえ】が61.9%なわけはなく
【どちらでもない】という
まさに”あいまいな回答”
多かったのではないかと推測しています。

また、
別の調査では67%の人が
『断れない』という結果が出ています。

【断れない…67%】
■いざと言うとき断れなくて苦労してます
■遠回しの断り方も大人の対応
■日本人ですからね
■嫌な事でも我慢してしてしまうタイプ。
 ハッキリ言えるが人がうらやましい
■キッパリ断っているつもりなのに、
 相手に隙を与えてるらしい
■後で困るのは自分なんですけどね
■はっきり断れないので
 会社やご近所でも嫌な仕事を押し付けられる

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🧩【国民性をあらわすジョーク】

有名な各国の
国民性をしめすジョークがあります。

ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。
船長は乗客たちに速やかに
船から脱出して海に飛び込むように
指示しなければならなかった。
船長はそれぞれの外国人乗客にこう言った。

アメリカ人には
 「飛び込めばあなたはヒーローになれますよ」
イギリス人には
 「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には
 「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には
 「飛び込むと美女からもてますよ」
フランス人には
 「絶対に飛び込まないでくださいね」

日本人には
 「もうみんな飛び込みましたよ!」

このジョークが示すように

日本人は、
ものごとの真意や
意思決定を大きな流れにゆだね

『安心を求め、
 大きな流れに乗っていたい』

という潜在的な意識が
あるのではないでしょうか。

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🧩【海外では意思表示をしないと損?】

海外(私の体験上英語圏の国)では
自分の意思が求められることがよくあります。

🌱例えば
「お前はこれについてどう思う?」
「お前は週末のパーティに行きたいか?」
「この伝統料理の味はどうだ?」

そんなことを
聞かれる場面は多々あります。

🔵おいしい料理を食べた場合

ここはあいまいにする必要はなく
もちろん心から
「すごくおいしい!気に入った!
と答えることは簡単にできます。


🔵おいしくない料理を食べた場合

問題はまずい料理を食べた場合や
特にまずくもおいしくもない
伝統料理を食べた場合ですよね。

ただただ口のなかが
パサパサになるだけの謎のもの
とか
よくあります。

その際に、
自分で回答したことが、
相手が気分を害してしまわないかを
思いめぐらせて
考え込んだ末に、
あいまいなリアクションをとると
相手は本当につまらなそうな表情か
困ったような表情をしてしまいます。


その結果、
一番気分を損ねてしまうこともあります。

文化的な背景を
尊重しなければならない場面もありますが
まずいものを正直に

「なにこれー!まずい!」とか

「これは好きじゃない」

はっきり伝えると

「そうだろう、そうだろう。
 でも俺たちはこれが大好きなんだ」
と、意外とよろこんでくれたりします。

返答に困ったときや
おいしくもまずくもないものを食べたときは

「なんだこれ?めっちゃ不思議な味がする!」

パサパサなものを食べたときには

「水ちょうだいー!」
と、リアクションすると、
共感を得られます。

味を判定するソムリエのようなものを
求めているのではなく、
「あなた自身はどんな人間なのか」
見られているということです。

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🧩【”SURE!(もちろん!)”は同意ではない】

「もちろん!」は、
相手に同意する意味でないことは
知っていましたか?

ある家族に『週末に遊びに行かないか』と
誘われました。

「今週末、俺たちと海に行かないか?」

私は、少し予定と重ならないか考えたあと
「SURE!(もちろん)」
答えました。

すると、
私がまたあいまいなことをしていると
思った家族は

「SURE YES? or SURE NO?」
と詰め寄ってきました。

このとき
「あ…、ただこの言葉を
 言うだけじゃダメなのか」

と、この言葉をきっかけに
はっきりと意思表示をするように
なってきました。

「やだ!絶対やりたくない!」
「なにそれ!絶対やる!」
「ふーん、おもしろそうかも。
 やってみるー!」


と、”自分のなかのあいまいさ”
排除するよう意識した結果
この家族を中心に、
現地の方と距離が縮まっていきました。

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🧩【二極化を楽しむ】

ある極端な正解のない
片側に立つと議論が生まれます。

二つの意見に割れていて
どちらが正解ということもないときに
あえて片側の立場に立って
持論を展開すると議論が生まれます。

「海派vs山派」
「犬派vs猫派」
「賃貸派VS持ち家派」
「アウトドア派vsインドア派」
「キノコの山派vsタケノコの里派」

などなど
テーマはなんでもよいのですが、
このときに

「どっちにも魅力があるよね」
「別にどっちでも良いかな…」

と答えると、
そこからは、なにも生まれません。

6,7割でどちらかと言えば…
というものがあるのなら
思い切ってそちら側に舵をきって
全力で擁護してみると
そこから議論が生まれていきます。

そのなかで
相手の考えにも触れることができます。

すると、
会話も発展していきますし、
どちらが100%正解はないものなので、
お互い分かり合えないからといって
本気で喧嘩になることはありません。

議論を楽しんでみましょう✨

一応、
日本では余計な火種を起こさないために
『「政治」と「野球」に関しては
 相手との意見を控えたほうが良い』

という風潮があることは
付け加えておきます。
この辺はマナーの類になります。

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🧩【おわりに】

”相手から嫌われたくない”と考えるなかで

国民性特有の”あいまいさ”が、
前面に出てしまうと、
そのことで

『この人はいったい何を考えているんだ』
『自分の意思をあらわさない人だ』

不信感につながる場面は多々あります。

はっきりと自分はどちらの立場なのかを
表明することは
相手を理解することにつながります。

例え、反対の意見であっても
即嫌われることはなく、

「この場面は意見が割れるんだな」
「腹を割って話して心地よい」

むしろ評価の対象に
つながることがあります。

Yes or Noでは
一言でくくれないことも
もちろんあります。

そんなときも

「さぁ…、どっちかなー。。」
ではなく、

「そんなの一括りにできるわけないじゃん!」
と、意思を伝えると、
また相手からの理解を
得られることができます。

アンケートに
イエスでもノーでもなく
「どちらともいえない」と答える
あいまいな表現が大好きな方も
ぜひ、なにか参考にしてみてください✨

最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨

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