🧩【遊びとはなにか?】
豊かな人生を送るうえで、
衣食住と並んで大切なこと。
それは『遊ぶこと』です。
Wikipediaで遊びを検索すると
以下のように書いてあります。
遊びとは、
知能を有する動物が、
生活的・生存上の実利の有無を問わず、
心を満足させることを
主たる目的として行うものである。
基本的には、
生命活動を維持するのに直接必要な
食事・睡眠等や、
自ら望んで行われない労働は含まない。知能ないものは遊べない。
これらは決して子どものなかだけに
当てはまることではありません。
🌱本記事の遊びの3つの定義づけ
本記事では、
”遊び”を以下の定義とします。
🌱遊びの定義
🔵①自発性
(自分からすること)
🔵②自己完結性
(満足するまで行うこと)
🔵③自己報酬性
(「楽しい」感覚など自分に報酬を与えること)
遊びは、子どものみならず、
より良い人生を歩むうえで、
大人にとっても大切な生きがいとなります。
🌱仕事は遊びか否か
仕事を
『やらなければならない義務的なもの』と
とらえていると、
それは遊びの定義とは離れていますが
そこに自発性や、自己完結性、
自己報酬性があるのならば、
それは遊びと言い換えることができるのです。
「遊んでないわ!
こっちは真面目にやってるんだよ!」
という声も聞こえてきそうなので、
定義の真逆をあげてみます。
🌱遊びの定義の真逆にあるもの
🔴①自発的でないもの
(強要されるもの、自己選択できていないもの)
🔴②自己完結されないもの
(満足できていないもの)
🔴③自己報酬がないもの
(シンプルに楽しくないもの
行っていても報われないもの)
先ほど
「遊んでないわ!
こっちは真面目にやってるんだよ!」
と叫ばれた方は、
自身の仕事の内容が
遊びの定義と真逆の位置に該当することが
多いのではないでしょうか。
そうでなければ、
あなたは対価を得ながらも
遊んでいるといえるのです✨

🧩【遊びを間違えて解釈していると】
遊びを
🔴子どもがするざれごと
🔴勉強の息抜きにするもの
🔴労働とは異なる場所にあるものという
凝り固まった考えをしていると
豊かに生きる道から遠のいていきます。
遊びを衣食住とともに、
当たり前に隣にあるものとして
考えていきましょう。
あるドキュメント番組にて、
🔵昆虫学者や海洋学者が
未開の地で
新種の生き物を発見したとき🔵地質学者が
上陸を許されていなかった島に
政府の許可が降りて
初めて上陸したとき、彼らは子どものような顔で笑っていました。
上記の例は、
①自発的であり、
(強要されたものでなく)
②自己完結性であり、
(満足いくもので)
③自己報酬性であるがゆえに
(心躍るような体験という報酬)
子どものような笑顔になったのでしょう。
彼らの普段の仕事はどうかわかりませんが
彼らはこのとき確かに
「遊んでいた」と言い換えることができます。
まだこの「遊んでいた」という表現に
抵抗がある人は
もう一度定義を見直しましょう✨

🧩【あなたは遊んでいるか?】
あなたは遊んでいますか?
人生を遊んでいるということは、
人生を主体的に生きていると
言い換えることができいます。
🌱本記事での”主体的”の定義
自分の意志・判断に基づいて行動するさま
勤労勤勉であること
真面目に汗を流すことが良しとされ
我が国の独特な風土があり、
一方で、
遊ぶことにはネガティブな
イメージがつきまといます。
🔴遊んでないで勉強しなさい
🔴遊び人みたいだね
🔴これは遊びではないんだぞ
よく聞く言葉ですが、
これらは、
本記事における遊びの定義とは
いずれも異なるものです。
仕事の場面の例は先ほど挙げましたが
勉強においても一緒で自発的に学んで、
学習する楽しさというリターンが
あるのならば
それらは”遊び”と呼べるのです。
遊びに関するネガティブなマインドは
外していきましょう✨
そのうえで
【あなたは遊んでいますか?】
この問いは
『人生を豊かにしている趣味があるか?』
ともとれますし
『仕事を遊びと感じられる場面はあるか?』
ともとれます。
改めて振り返ると
🔵①自発性
(自分からすること)
🔵②自己完結性
(満足するまで行うこと)
🔵③自己報酬性
(「楽しい」感覚など自分に報酬を与える)
上記を満たす自分のなかにあるものを
探すのは難しく感じる人も多いはずです。
今まで簡単だと思っていた
”遊び”ってなかなか難しいですよね。

🧩【人生において遊びが重要な3つの理由】
本記事を振り返りながら
タイトルに掲げた
『人生において遊びが必要な3つの理由』
を挙げていきます。
まず1つめは
🔵【人生を主体的に生きることができる】
という点です。
本記事における遊びの定義の3つ。
これらを
意識的に自らが
見出していくことで、
趣味にますます意義が生まれたり、
友達との時間や家族との時間、
ひいては自分の人生観を
再考するきっかけにつながります。
これは自発的なことなのか。
満足いくまで探求できているか。
そんなこと思う間もなくとにかく楽しい。
そんな遊び状態でいる時間を
継続してつくっていきましょう。

2つめは
🔵【仕事のなかに遊びを見出せる】
という点です。
これまで自分が行っていた仕事は
自発的で自己報酬性があるものなのか。
あるいは
誰かから強いられ
受け身的なもので、
やっていても報いがないものなのか。
自分のなかで仕事のなかに
遊びという概念ができると、
『今は遊んでいる』という感覚ができます。
仕事によっては、
常に緊張を求められ、
直接的に報いのないこともあります。
それをどれだけ楽しめるのかは
自分次第です。
また、近年では
『副業』をされる方も増えています。
本業では遊びという感覚になれない方は
遊びができる副業をすることで、
本業でのメンタルケアにもつながります。
人生のなかで
働く時間が占める割合は大きいです。
そのなかで、
どれだけ遊びができるか。
(自発的で、満足でき、楽しいと思えるか)
それができてくると、
より豊かな人生を過ごすことができます。

3つめは
🔵【他者の遊びを肯定するマインドがつくれる】
という点です。
記事を読む前まで
子どもの遊びを軽く見ていることは
ありませんでしたか?
自発的であり、
自己完結性があり、
自己報酬性がある。
遊びは簡単なようでいて、
大人が実践しようとすると難しい。
子どもはこれらを見つけてくる天才です。
熱中しているものがあれば、
それを継続させられるための
環境を整えることが大切です。
大人が環境をいじりすぎると、
そこには自発性はなくなります。
他者が介入しすぎるとつまらなくなる
良くありますよね。
子どもが遊び状態でいるとき、
自発的で継続的な遊び環境を
整えることができるかは
大人の腕次第です。
遊びのなかにその後の人生を
支えるものが生まれていきます。
🌱さかなクンさんの話
さかなクンさんのお母さんは
さかなクンさんが子どものころ、
魚に興味を持った彼のために
毎日生の魚を買ってきて、
好きなだけ、模写や観察をさせたあと、
調理をしていたといいます。
将棋の天才でも
メダルを取るアスリートでも
遊びの定義に当てはまらなければ
結果につながることはなかったでしょう。
他者の、また子どもの遊びの環境を
再評価していきましょう✨

🧩【終わりに】
遊びは子どもにとってはもちろん、
大人にとってもとても重要だということが
お分かりいただけたでしょうか。
私にとっても、
本記事は誰にも強要されているわけではなく、
記事を書き上げることで
自身の質の蓄積になり、
読者に読まれることで、
報酬につながります。
ブログでの記事づくりも
遊びと言えるのです。
遊びに対しての
ネガティブなマインドは外して
遊びを人生の軸に組み込み、
趣味のなかで、
仕事のなかで、
人との時間のなかで、
たくさんの遊びを見出していきましょう。
それが人生の豊かさにつながっていきます。
最後に
Wikipediaの遊びの項目の
ラストの一文を再掲します。
知能ないものは遊べない
誰かに強いられる人生ではなく、
自発的で満たされる
自己報酬を得られる人生に
していきましょう。
まだまだ長い人生のなか、
たくさん遊んでいきましょう✨
最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨