「失敗の先に初めて成功が見える」ハシビロコウから学ぶ子育てと人生観

知育するあなたに
「あの人みたいにはなれないよ」
「人生の先が見えない」
「夢なんかない」

と嘆きたくなるようなことも
多い世のなかですが、
今回の記事が少し先を照らす
光になれば幸いです✨

🧩ハシビロコウってどんな生き物?

突然ですが、
ハシビロコウってご存じですか?

アフリカの湿地に住む
怖い顔をした大きな鳥のことです。

これがハシビロコウ

この鳥は
大きな特徴として、
一度動きを止めると
数時間~1日以上、
動かなくなってしまいます。

その目的は
「狩りのため」

同じく湿地帯で暮らす
巨大な魚が
ハシビロコウの大好物です。


このとても臆病な魚が安心して
呼吸をしにくるときに出る
「空気の泡」をじっと待っているんです。

このまま数時間動きません

その狩りの精度は高く
一足飛びで獲物に向かい
大きなあごで魚の骨を砕き、
ひとのみにしてしまいます。

さすが野生生物です✨
人間技ではありません。

🧩いつから狩りの名人なのか

では、
このハシビロコウがいつから
狩りの名人なのでしょう。

やっぱり、
野生生物なので
生まれたときからの本能で
凄腕だったのでしょうか…?

実は、
ヒナの頃はまだまだ
狩りが上手くなく、
狙った獲物を仕留めることができません。

なんなら止まっていることもできず、
あっちへ動き、こっちへ動き、
狙い通りの獲物もとることはできません。

どこに獲物がいるかを見極めたり
木片を魚に見立てて
シミュレーションを繰り返したり
何度も何度も取り組んだ結果
狩りの技を習得するそうです。

その間、なんとおよそ3年。

ハシビロコウの平均寿命は
30年ほどなので、
人生の10分の1を狩りの習得に
捧げていることになります。

🧩失敗を繰り返す先に成功がある

私たちは人生の選択を
「失敗か」、「成功か」の2択として
考えてしまうことがよくあります。

上手くいきそうにないことは避けて
失敗をしないように
生きたいと思ってしまいます。

そうして生きているなかで
成功している人たちを見ると

🔴「自分にはとてもできない」
🔴「あの人は特別だから」
🔴「やっぱり才能だね」

と、
つい思ってしまいます。

私たちがうらやんでいる人は
結構ハシビロコウみたいな人が
多いのではないでしょうか。

人知れず努力をしたり、
自分の興味のある方向へ進んだり、
地道に狩りの練習を
積み重ねているのでは
ないでしょうか。

4歳の息子と
このハシビロコウのヒナの
エピソードを知ったとき、

息子は
「失敗は大事なんだ♪」
「僕もけん玉を失敗しているけど、
 もっとたくさん失敗しよう!」
と、
”失敗”をとても前向きに
考えることができていました。

「失敗」か、「成功」かの2択でなく
「失敗を重ねた先に初めて成功が見える」
息子やハシビロコウのヒナから
教えてもらいました。

ハシビロコウは
人生の10分の1の期間
失敗を重ねても
残りの時間を
習得した技術で生き抜くことができる。

私たちも
人生のうちの10分の1と言わず
1年でも成功する姿に向かって
本気で地道に失敗を重ねれば
必ず結果が出るはずです。

変わるなら今日から✨

「どうなりたいか」ではなく
「どうありたいか」

自分に問いかけながら
地道にありたい姿を取り込みながら
失敗を重ねて
失敗のなかから
成功へのヒントを探していきましょう✨

🧩子育てのなかでも…

子育てでも同じことが言えます。

ハシビロコウのヒナは
生きるために
自分で考えて狩りの工夫をして
技術を習得していきますが、

人間の大人はいつでも
子どもに正しいことを知らせ
子どもが頼んでもいないのに
技術習得の近道を教え、
出来不出来を大人の目線で判断して
子どもを評価する。

子どももたくさん失敗をしていいのです。

走っていて転んでしまっても
牛乳がうまく注げなくてこぼしても
お皿を割ってしまっても
「また余計なことをして」という
言葉をぐっと飲みこんで

「次につながる一歩の経験ができた」と
子どもの好奇心と挑戦心を
認めていきましょう✨

そして、
大人の方こそ
自分の人生に
改めて好奇心と挑戦心の火をともして
主体的にあなただけの人生を
より良い方向に向かって
進んでいきましょう✨

最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀

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