3歳を過ぎると、
子どもたちは想像の世界を行ったり来たり
自由に行き来を楽しむことが
できるようになります。
今回は3歳以上になったら
想像力をはぐくむためにおすすめの
『そしたら…』という言葉をつかった
【子どもとのオリジナルの物語づくり】に
ついて紹介していきます。
🧩【3歳の語彙数】
3歳前後になると、
言葉の総量である
語彙数(ごいすう)が
爆発的に増えていきます。
3歳の語彙数は
語彙数600~1000語と言われています。
2歳の語彙数は
300語ともいわれていますので、
1年間で言葉の力が
2倍から3倍以上伸びているということになります。
そこから年々500語ずつ増えて
🔵4歳で1500語
🔵5歳で2000語の言葉を獲得していきます。
ちなみに
一般の成人だと3万~5万語です
自分の語彙の総量が1年で
1.5倍~2倍になる。
この時期にしか経験できないことなので
プラスの言葉のシャワーを
たくさん浴びせていきましょう。
🧩【自分の思いをアウトプットする】
ゆたかな想像力を広げるためには
絵本を読むことや
じっくりひとりで遊びこむ時間も大切ですが
インプットの時間だけでなく
自分の考えを
アウトプットしていくことが大切です。
🔵お互いを受け入れながら時間を共有すること
🔵自分の考えが受け入れられること
🔵話すことでインプットした情報を整理すること
アウトプットにはたくさんの効果があります。
今回おすすめする
【親子のオリジナルの物語づくり】では、
想像性をはぐくむこと以外にも
🔵相手の思いを知ること
🔵相手の1つの話を作り上げること
という経験ができます。
そして一番大切なのは、
”アウトプットするうえで
失敗がない”
ということです。
🔴失敗するかも
🔴間違えたらどうしよう
🔴合ってなかったら恥ずかしい
という感覚は、
後天的に身についていく感覚ですが、
”想像のお話をアウトプットし合うこと”に
間違いはありません。
遊び方を紹介していきます。
🧩『そしたら』はワクワクが始まる魔法の言葉
アウトプットの重要性にもふれましたが
あまり効果やかたくるしさを感じずに
自由に子どもとの物語づくりを
楽しんでみましょう。
🌱【本を読んでいるような手振り】
手をパチンと合わせてから手を開き、
本を開くようなジェスチャーをすると、
あたかも本を読んでいるかのような
気持ちになっていきます。
まずは、
雰囲気づくりを大切にしましょう。
🌱【そしたら】
親子で『そしたら』を使って、
会話のラリーを繰り返し、
物語を作っていきます。
もうここからは
親子のオリジナルなので
ルールは1つだけです。
【短文を話し終えたら、次の語り手は
『そしたら…』で、話し始めるということ✨】
例えば
「昔あるところに、
そーやくんという男の子がいました」
など短い文で自由に話し始めます。
「『そしたら…』
そこに真っ白な犬がやってきました」
「『そしたら…』
白い犬が”一緒に走ろう”と言いました」
こんな具合に
『そしたら…』で、文を引き継いで、
自由に短文で繋いでいきます。
急展開をするのも面白いですね!
「『そしたら…」
空からいきなりドラゴンが
火を吹きながらやってきました!」
なんて。
次に繋げる方も
どんどん楽しくなりますね!
🧩【親子のゆったりした時間のなかで】
園から家までの帰り道
料理をつくっているあいだ
寝る前の布団についてからの時間など
ちょっとした時間に
親子のオリジナル物語は
つくることができます。
また、慣れてきたら
録音して親子で聴き返してみたり、
特に気に入ったストーリーは
一緒に絵本にしてみたり、
いろんな展開が考えられますね。
テレビやタブレットなど
インプットすること環境は
充分に整っている現在ですが、
インプットだけでなく、
大切なのはアウトプットです。
子どもたち自身が得たものを
気楽に言語化して
アウトプットできる環境づくりを
ぜひ、意識してみてください✨
今回はそんなお手軽アウトプットを
親子で楽しめる
オリジナルの物語をつくる遊び、
『そしたら…』のお話でした♪
最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨
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