自分にとって大切なこと

自己紹介

今の自分は
果たしてやりたいことを
やっているのだろうか。
昔はこうではなかったような・・・。
じゃあ昔っていつから?

”海外で働きたい!”
“暖かくて海が近くにあって
     子どもをみる仕事がしたい”
 

これが学生の頃まで
夢というものがなかった自分が
ようやく持てた夢。
ほかの人が聞いたら
幼稚だと思われてしまうかもしれない、
実際笑われてきたそんな夢。

英語をゼロから始めながら
日本で3年保育の修行をした後、
ビザを取り、大使館とやりとりし、
就職が決まる。
南国に渡航して初めての一人暮らし。

家を探し、電気水道を契約し、
地元のバレーボールチームに入り、
いつ死ぬかも分からない
海外ならではの危険もありつつも、
とても満ち足りた生活で

「夢が叶った。これでいつ死んでも大丈夫!」
そう思うことができた。

そこから
遠距離だった彼女と結婚し、帰国する。
安定した仕事もすぐに見つかった。

……すると、夢がなくなっていった。


離職率の低い
業界の中では給与の良い職場。
上司がものごとを判断する
トップダウンの社会。

仕事のなかで
自分で重大な物事を
最終決定する機会がなくなり、
上司にうかがいをたてて決定権をゆだね、
安定した給与や雇用体系のなかで
生きる日々が始まった。

最新の情勢を学び、
仕事にも自信がつき、
技術も磨かれていった。

なんとなく安定する日々が
良いことのように思えてきて、
なんとなく波風が立たない日常が
良いことのように思えた。

そして気がつくと
昔はそばにあった”夢”とか
”ワクワクすること”がなくなっていった。


残業のない
ホワイトな仕事を終えた後の
家族と過ごしている時間は
とても心地がよいけれど、
昔あったギラギラした夢が
なくなっていった。

自分は…このままでいいのだろうか?
そこから
何をどうしたらよいのか分からず
ただただ年だけが重なっていった。

海外から帰国して5年以上が経っていた。


少しずつ意識を変えることにした。
生活のルーティンを変えることにした。
読む本を本屋大賞の話題の小説から
哲学の本や啓発本に変えてみた。

すると少しずつ変化が起こっていった。
過去の偉人も
現在一線で活躍する人も
同じことを言っていることに気づかされる。

『自分の好きなこと、やりたいことをやれ』、
『自分とよく対話をしろ』
『なんでもやってみろ』

…まだ遅くはなかった。

本を読むごとに少しだけれど
自分のなかに小さなワクワクのかけらが
見つかってきた。そしてやっと気づいた。

自分にとって大切なことは

”自分の人生の決定権を
  他人にゆだねないこと”

当たり前のようなことかもしれない。
それは、海外にいたときは
無意識にできていたこと。
そしてそれは、
安定した生活を過ごしている現在は
全くできていないことだった。

一生に一度の人生。
自分は何のために生きているのか。

一度夢を叶えた自分も、
遠回りした自分も、
これまでの自分をすべて肯定して、
ワクワクすることや
自分の直感を大切にし、
もう一度自分自身の夢を見つけて
手に入れたい。
それが今の自分にとって
一番必要で渇望していること。

コメント

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