今回は【自己肯定感】についてです。
自己肯定感とはそのまま
【自分のことを認められる気持ち】
のことをいいます。
あなたは
自分自身のことが好きですか?
自分を認めることができていますか?
私は自己肯定感が低いまま育ち、
その自己肯定感のなさを
コンプレックスとして抱えてきました。
「こんな不必要な苦しみを
子どもたちは味わなくて良い」
という思いが根底にあることが
保育士という業務や
育児をするうえでの
モチベーションになっています。
同時に、
ひとつ間違えると、
自分と同じような苦しみを与えてしまうという
責任も感じています。
子どもたちに不必要なトラウマを
生まないためにも
日々の言動や決めつけ、
レッテル張りなどはしないように
接していくことを大切に感じています。
🧩【大人になっても自己肯定感が低い人】
子どもの自己肯定の低さも問題ですが、
一方で、
大人のなかにも
自己肯定感が低い方は少なくありません。
今回の記事が、
自分が自己肯定感が低いと感じる方の
ヒントにつながるものになれば幸いです。
どうしたら
自己肯定感の低い状態から脱却できるのか。
その解決する方法は大きく2つあります。
ひとつは、
【心から信頼できる他者と出会うこと】
そしてもうひとつは、
【自分で自分自身を救い出すこと】です。
タイトルに掲げているこちらは
3つの方法を紹介していきます。
🧩Ⅰ【心から信頼できる他者との出会い】
🌱【心から信頼できる他者とはだれか】
心から信頼できる他者とは
あなたの存在のありのままを受け止めて、
存在そのものの価値を
認めてくれる人のことです。
あなた自身の親が
その存在ということが
1番望ましいのです。
そうではない場合は
自己肯定感が安定しないまま
成長していくことにつながっていく
可能性があります。
ですが、
親友であったり、恋人であったり、
先輩であったり、恩師との出会いがきっかけで、
自身が満たされ人生が変わることがあります。
家庭とは異なる場所であっても
後天的にありのままの自分という存在を
受け入れてくれる他者と出会うこと。
他者から存在を肯定されることが、
きっかけとなり、
自分という存在を
許し、受け入れ、愛せるようになっていきます。
では、
劇的な他者との出会いがない場合は
自己肯定感は低いままなのでしょうか。
続いて
自分自身で自分を救う
3つの方法を紹介していきます。
🧩Ⅱ【自分自身で自分を救う3つの方法】
こちらは徹底的に自己内対話が必要です。
自分自身のマインドを
やや強引にでも切り替える必要があります。
3つの方法を挙げていきます。
🧩1【ポジティブ思考に慣れる】
自己肯定感の低い人は、
生活や仕事などのさまざまな局面で、
【落ち込むこと】や【無感情になること】
【なかば投げやりになること】があります。
そういう局面になったときに
ひとつひとつの場面を切り出し、
逆だったらどう考えるか、
ということを習慣化していく必要があります。
🧩【ポジティブに変換する例】
🔴『重大な判断ミスをした』
🔵→大したことじゃないかもしれない、修正可能だ🔴『もうダメかも知れない』
🔵→まだやれることはある🔴『なんて運が悪かったんだ』
🔵→いや、逆にこうなって運が良かったのかもしれない
上記のような発想の転換を習慣づけて、
自分をやや強引にでも許し、
楽にしてあげることが必要です。
🧩2【ノートに悩みを書き出してみる】
自分の悩んでいることや起きた出来事や
過去のトラウマなどを
紙に書き出していくことが大切です。
この方法では、
漠然とした不安や劣等感を感じたままにせず、
どんな背景が自分をそうさせているのかを
徹底的に掘り下げていきます。
そして、
なにが自分の肯定感を
下げている原因なのかを言語化し、
文字に起こすなかで、
自分の体内からその切り離していきます。
その作業のなかで、
【自分という存在】を客観視していくことが
できるようになります。
【メンタリストのDaiGoさんの話】
メンタリストのDaiGoさんは、
幼少期に自己肯定感が低く
自分の悩んでいる部分や
コンプレックスに感じる部分をノートに書きあげ
全て真逆のことを実行したそうです。
🧩例えば
🔴メガネをかけている
🔵→コンタクトレンズにする
🔴頭が悪い
🔵→成績の上位を絶対に取るべく勉強する
その結果、
後天的に自己肯定感の安定を獲得できたそうです。
🌱【ポジティブなことも書き起こしていく】
苦手なことを紙に書くことと並行して、
自分が本当に好きなこと、
やりたいことを自分自身に問い、
ポジティブな内容を文字にしていく経験も
とても大切になってきます。
その際は、
パソコンやスマホへの入力だと、
思考の速さと指の速さが
アンバランスになるため、
”手書き”でノートに文字に起こして書く
ということが良いようです。
B5のノートよりもA4のノートの方が
思考の幅が広がっていくそうですよ!
🧩3【あなたを縛るトラウマなどは存在しない】
3つめは思考を変える方法の紹介です。
『嫌われる勇気』という著書では、
”トラウマを明確に否定する”ということを
掲げています。
こちらの思考方法は
”あなたを縛るトラウマは、
あなたがそれを理由に
行動をしていないだけだ”
というやや強いメッセージです。
🧩例えば
赤面症の人が、それを理由に
「好きな人に告白できない」と悩んだときカウンセラーはこう言います。
「あなたは赤面症のおかげで、
自分や世の中への不満、
うまくいかない人生を納得させている。
もし、
赤面症を治ったとして、
それでも
事態が何一つ変わらなかったらどうしますか?
赤面症が言い訳にならなくなってしまうことを
恐れませんか?」
過去の苦い経験があったことに縛られて
『これは苦手だ、これはやりたくない』
という未来にしないように、
強引に自分のマインドを変えて
選択肢の数を自分で絞らずに
フラットな状態でとらえていくことが
あなたの人生にとって必要な作業です。
🧩【おわりに】
いかがでしたでしょうか。
私自身、
後天的に自己肯定感が安定していった
という経験があるので、
1【心から安心できる他者との出会い】
2【自分で自分自身を救うこと】
どちらも心に残るエピソードがあります。
自己肯定感を高めるのに最も良いことは、
親が子どもを無条件で
『”あなたを大切に思っているよ”
ということを言葉に出して伝えること』
だと確信しています。
もしも、
自己肯定感がはぐくまれずに育った際には、
心から信頼できる他者と出会えることに
期待を抱きつつ、
自分自身という存在を自分で守ってあげましょう。
抱えているトラウマや
マイナスの思考を文字に変えて、
客観的に受け止めつつも
自分を許して、
強引に舵を切って
プラスの方向へ進路変更してください。
まだまだ大丈夫です。
いつからでも間に合います。
よりよい未来へ、
質の良い人生を自分で選択して
変えていきましょう!
最後までお読みいただき
ありがとうございました🍀✨
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